創造の時代に目指す働き方像 - デジタル・アテネを目指した三位一体の改革
よりクリエイティブな業務へシフトを目指すデジタル・アテネ。
そのためには、単に業務改革(BPR=Business Process Re-engineering)だけでは不十分である。
IT/DXの技術を積極的に取り込み、仕事のすみ分け自体をヒューマンとデジタルで切り分けしていく必要がある。
それとともに、企業文化・マインドセットの変革も同時に進める必要がある。
特に日本においては
楽をして働くことは悪である とか
自業務の品質のとにかくこだわる
といったマインドセットが強い。
結果、システム導入自体に罪悪感を感じたり、効率化して浮いた時間を既存業務の品質向上に当ててしまうなどの事例は枚挙にいとまがない。
効率化した時間は、誰も求めていない報告書の精度向上に時間を割くのではなく、お客様が求める新たなコト・経験・意味・価値の創造に使われるべきである。
そのためにも企業の文化・個人のマインドセットの改革をあわせた三位一体の改革が必要となってくる。