働き方改革 - 消える削減効果 ~ 働き方とともにマインドセットも変えよう
<主な参考文献>
業務改革を行い、せっかくxxx時間削減!を見込めても、結局、別の業務ができるわけでもなく、残業代削減にもつながらず、それって理論値だよね で終わってしまう寂しいことってありますよね。
八百万の神が住む日本ではモノには神が宿り、そのモノを極めることに美を見出しています。
そして、働くことは修行ととらえ、苦しくても悟りへの道として忍耐強く働きます。
そんな中、野中先生は
- オーバー・アナリシス(分析過剰)
- オーバー・プランニング(計画過剰)
- オーバー・コンプライアンス(法令遵守過剰)
を日本企業の三大疾病と言っています。
そして、業務改革においても浮いた時間を”オーバー”に使ってしまいます。
すなわち、浮いた時間で現行業務の品質を極限まで高めようと
オーバー・クオリティ(品質過剰)
になってしまいます。
現業の業務の問題がなければ
よりクリエイティブ(創造的)な業務
自己投資 (リカレント・リスキリング)
に充てたいものですね。
そのためにもマインドセットの変革が必要だと思っています。